ブナセムさんの、気になる事たち

作詞・作曲 喜納昌吉さんの「ハイサイおじさん」について ちょっと思い出も・・。^^

皆さんこんにちは。^^ 皆さんも、沖縄が生んだスーパーミュージシャン、(2004〜2010までは民主党議員としても活躍)喜納昌吉さんをご存知の方も多いと思います。^^ 
その彼のヒット曲の一つである「ハイサイおじさん」を今日のテーマにしたいと思います。^^

実は最近、ワラスの通う職場の一回り以上若い職員が、この曲にハマッており、意味についてしきりに聞いてくる為、そして実は、ワラスも昔から知ってる割に、そう言えば歌詞の意味も知らずに、ノリだけで口ずさんでたよなぁ・・・。と気になったので、とうとう調べてみる事にしますた。^^

歌詞入りの動画を見つけたので、先ずはこれをどうぞ。^^ ↓


[書き起こしの歌詞]

1番.
ハイサイおじさん  ハイサイおじさん
昨夜(ゆうび)ぬ三合ビン小(ぐゎ) 残(ぬく)とんな
残(ぬく)とら我(わ)んに 分(わ)きらんな
ありあり童(わらばー) いぇー童(わらばー)
三合ビンぬあたいし 我(わ)んにんかい
残(ぬく)とんで言ゆんな いぇー童(わらばー)
あんせおじさん 三合ビンし不足(ふずく)やみせぇーら
一升(いっす)ビン我(わ)んに 呉(くぃ)みせーみ

2番.
ハイサイおじさん  ハイサイおじさん
年頃(とぅしぐる)なたくと 妻(とぅむ)小(ぐゎ)ふさぬ
うんじゅが汝(いやー)ん子(ぐわ)や  呉(くぃ)みそうらに
ありーあり童(わらばー)  いぇー童(わらばー)
汝(いやー)や童(わらばー)ぬ くさぶっくいて
妻(とぅむ)小(ぐゎ)とめゆんな  いぇー童(わらばー)
あんせおじさん 二十や余て三十過ぎて
白髪(しらぎ)かみてから 妻(とぅむ)とめゆみ

3番.
ハイサイおじさん  ハイサイおじさん
おじさんカンパチ まぎさよい
みーみじカンパチ 台湾はぎ
ありあり童(わらばー) いぇー童(わらばー)
頭(ちぶる)んはぎとし 出来やーど
我(わ)ったー元祖(ぐゎんすん)ん むる出来やー
あんせおじさん 我(わ)んにん整形しみやーい
あまくまカンパチ 植(い)いゆがや

4番.
ハイサイおじさん  ハイサイおじさん
おじさんヒジ小(ぐゎ)ぬ をかさよい
天井(てぃんじょ)ぬいぇんちゅぬ ヒジどやる
ありあり童(わらばー) いぇー童(わらばー)
汝(いやー)やヒジヒジ笑ゆしが
ヒジ小(ぐゎ)ぬあしがる むてゆんど
あんせんおじさん 我(わ)んにん負きらん明日(あちゃー)から
いぇんちゅぬヒジ小(ぐゎ) 立てゆがや

5番.
ハイサイおじさん  ハイサイおじさん
昨日ぬ女郎(じゅり)小(ぐゎ)ぬ 香(か)ばさよい
うんじゅん一度 めんそーれー
ありあり童(わらばー) いぇー童(わらばー)
辻、中島、渡地とぅ
おじさんやあまぬ 株主ど
あんせんおじさん毎日(めーなち)あまにくまとして
我(わ)んねー貧乏(ひんすー)や 

原詩はこんなふうに、当然ながら全文ウチナーグチ(沖縄語)で、
ヤマトゥンチュー(大和人)のワラスには何の事やらサッパリ解りませんでした。
かと言って、これを翻訳してくれる沖縄の友人・知人が居るわけでもなかったので、
解らないまま諦めてほったらかしにしていたのですが、やはりネットは有難いですね。
翻訳をアップしてくれてるサイトがありますた。で、翻訳文はこうなります。

1番.
こんにちはおじさん  こんにちはおじさん
夕べ飲んでいた酒は残っているかい
残っていたなら俺に分けてくれ
ーおいおい小僧、やい小僧
ー三合ビン程度の酒でこの俺に
ー残っているのかと聞いているのかい やい小僧
それならおじさん 三合ビンで不足というのなら
一升ビンを俺にくれるというのかい

2番.
こんにちはおじさん  こんにちはおじさん
俺もそろそろ年頃だから女房が欲しいんだけど
おじさんの娘をくれないかい
ーおいおい小僧、やい小僧
ーガキの癖に生意気言やがって
ー女房を捜そうってのか やい小僧
それならおじさん 二十を越えて三十過ぎて
白髪になってから女房を娶れってのかい

3番.
こんにちはおじさん  こんにちはおじさん
おじさんの頭のハゲは大きいねぇ
ミミズのようなハゲだけど 台湾ハゲって言うんだろう
ーおいおい小僧、やい小僧
ー禿てる奴は頭がいいんだよ
ーうちの先祖もみんな頭が良かったぞ
それならおじさん 俺も整形して
あっちこっちにハゲをこしらえてみようかな

4番.
こんにちはおじさん  こんにちはおじさん
おじさんの髭ってのはおかしいな
天井のネズミの髭みたいだぜ
ーおいおい小僧、やい小僧
ーお前は髭々と笑っているけど
ー髭がある方がもてるんだよ
それならおじさん 俺も負けちゃいられない
明日からネズミの髭でも生やしてみようかな

5番.
こんにちはおじさん  こんにちはおじさん
昨日の女郎はよかったよ
あんたも一度くらい女郎屋にでも行ってみたらどうだい
ーおいおい小僧、やい小僧
ーおじさんは辻、中島、渡地(いずれも遊郭地)の株主なんだよ
それはおじさん 毎日遊郭に籠もって
俺に貧乏しろと言っているのかい

なるほど、曲名の「ハイサイおじさん」は「こんにちはおじさん」と言う事ですね。^^
あと、さびの部分の「ありあり童、えい童」は「おいおい小僧、やい小僧」だったのか・・・。

ここまで読んだだけなら、推定10代の少年と近所の酒飲みのおじさんが、
お互いからかったり、それに突っ込みを返したりのコミカルな沖縄ポップとも
取れる歌のように思いましたが、どうもその一見オチャラケに聞こえる歌の背景は、
とても悲惨な沖縄の歴史が語られていたようなのです。TT

太平洋戦争では、あまりにも凄惨な地上戦を経験した沖縄。
多くの人が亡くなり、また生き残った人のうちには、限度を超えた恐怖を経験し、
気をおかしくしてしまった人も多かったそうです。で、はしょった言い方で恐縮ですが、
或る、誰かの父親(おじさん)もそんな気をおかしくしてしまった女性を
家に連れ込むから夫婦げんかばかり・・・。
結局、女性は自ら命を絶たれ、おじさんも酒に溺れて行く・・・。(T_T)


う〜ん・・・。話がこんなに重くなるとは思いませんでした。(−_−;)>
戦争って本当に支配者が庶民への略奪の歴史でしかないなぁ・・・。
と、思うのはワラスだけではないでしょう。
やっぱ、完全平和で、搾取される者が一人も居ない、殺し合いの無い世界が
1番じゃないでしょうか?

このあたり、語りだすとまだまだ言い足りないのですが、またの機会に譲るとして、
この歌のワラスの思い出は、25年位前までやってた、ワラスが大好きでよく聞いてた「ビートたけしのオールナイトニッポン」の
エンディングに流れていた曲だったからなのです。

それを語ろうと、調べていたら、こんなに深く、哀しい土台があったとは・・・。
喜納昌吉さんは、自らの作品(歌)で平和への想いを訴えておられたのだと、
改めて痛感した、今日のセムさんでした・・・。

それでは皆さん、また。(^^)/
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